自社アプリのSlack通知が、正しくSlack channelにポストされることをAutifyする
Autify Slack連携してAutifyするこんにちは。1年に一回更新したら良い方だね、ってなってきたブログです。こんにちは。ぎょりです。
Slackのアプリケーション連携を使っている方、自社のサービスとしても提供している方も多いのではないでしょうか。
Autify for Slackを例にして、自社のアプリケーションがSlack連携機能やSlack Appを提供している場合に、その動作が正常 (または異常) に動作していることを検証することのサンプルテストを紹介します。
注) "E2Eでやる必要性" といった議論が出るかもしれませんが、個人的にはGUIでそのあたり検証できちゃうのは非常に楽だったのでご紹介します。
今回のサンプルのテストシナリオ
Autifyでのテスト実行結果を通知するSlack通知が正しく、設定したChannelに通知されていることを確認する
Autify上のシナリオ作成
事前設定
- SlackにAutifyのテスト結果通知用のchannelを作成の上、Autifyと該当のSlack Workspaceを接続します。方法はこちらをご参照ください。ワンクリックで接続できます。簡単、便利。
下記のステップでAutifyのテストシナリオを作成します。
- Autifyにログインする
- Autifyで特定のシナリオを「Chromeで今すぐ実行」する
- テスト結果を確認する
- 対象となるSlackアプリケーションに移動し、ログインする
- 該当のchannelにテスト結果が通知されることを確認する (Autifyの場合は、該当通知から、Autifyのテスト結果画面に遷移できることを確認する)
応用篇
- Autifyのテスト結果画面で、完了時刻やテスト結果のタイトルテキストを取得し、Slackの通知メッセージとの一致度を確認することができたりします。JSステップ便利! (参考)
作成時の注意点
- テストシナリオには該当アプリケーションのログインIDやパスワードが保持され、かつデータが生成されたり削除されたりします。そのため、対象とするアプリケーションはテスト用の環境を作成するなどしましょう。
- Slackはデスクトップアプリを開くよう、ブラウザアラートを出します。Autifyは現在ブラウザアラートの検証はサポートしていません。そのため、Slackログイン後には、特定のchannelを指定したURL遷移のステップを追加いただくことを推奨します。
まとめ
上記のプロセスは、自社のアプリケーションに置き換えてぜひ検証をしてみてください。自社開発のアプリケーションはそのリリースも仕様も把握できていますが、外部サービスの仕様までは詳細を把握できないことも多いのではないでしょうか。外部サービス側の仕様変更によって自社サービスへの影響がないかを確認する。そんなことをAutifyに任せてみてもいいんじゃないかなーと日々思っています。
どなたかの参考になれば幸いです。