Mautic × SendGrid連携してみた
こんにちは。
この記事はSendGrid Advent Calendar 2016、24日目のものです。なぜ、世間がキラキラしているクリスマスイブにも関わらず、SendGridのAdvent Calendarに参加しているかというと、SendGrid エバンジェリストの中井氏に「書いたらクリスマスプレゼント買ってあげる」とエサで釣られたからに他なりません。プレゼントはきっとおいしいビールです。ありがたやー。(※嘘です)
Mauticとは
MauticはOSSのマーケティングオートメーションツールです。 先日はbitnamiでこのMauticに初めて触れてみましたが、今回はこのMauticとSendGridを連携してみます。
Mauticでのメール配信
やり方は別途まとめることにして、Mautic単体でメール配信は可能です。 Mautic上でテンプレートを作成することも、メール内URLクリックや開封のトラッキングもできますので、Mauticのみでメールマーケティングを行えます。(※HTMLメールのビルダーは他サービスと比較するとまだまだではありそうですが。。)
なんでSendGridと連携すんの?
理由はいくつかありそうです。私の場合は、自社の別システム連携でSendGridを利用しており、コンタクト情報、トラッキング履歴、unsubscriber情報を共有したい、という理由が挙げられます。
Mautic×SendGridの連携方法
それでは具体的な方法を記していきます。
SendGridの設定
まずはアカウントを発行します。日本のSendGrid正規販売代理店のWEBページからアカウントの発行を申請できます。月に12,000通までであれば無料で利用することができます。
SendGridのアカウントを発行したら、Mauticと連携するためのAPI Keyを発行します。SendGridの管理画面上で、 Settings > API Keys > Create API Keys > Generate API Keys を選択します。今回はメール送信だけMauticと連携したいので "Mail Send" のみ、Access権限を「Full ACCESS」に変更します。それ以外は全て「NO ACCESS」のままでOK。
API Keyの名前を付けて「Save」で保存します。保存するとAPI Keyが表示されますのでコピーしておきましょう。
Mauticの設定
次にMautic側でメール送信連携の設定を行います。Mauticの管理画面上で、設定 > メール設定 をクリック。以下を設定します。
- 「メール送信に利用するサービス」:「Sendgrid」を選択
- 選択したメールサービスのユーザー名 : 「apikey」と記載
- 選択したメールサービスのパスワード : 先程SendGridの管理画面で発行されたAPI Keyを貼付
- メール送信者のメールアドレス : 送信するメールのfromアドレスとなるメールアドレスを記載
これだけでSendGridとの連携が完了します。「テストメールを送信」をクリックすると以下のようなメールが配信され、SendGridとの連携ができたことが確認できます。
Mauticのメール機能を使ってメールを送信する
Mauticのチャンネル > メール から送信するメールを設定します。
諸々設定し、メールを送信すると、Mautic側で一斉に何通送信するか指定する画面が表示されます。一斉に配信する数を指定して「送信」すると、完了/失敗のメッセージが表示されます。
受信したメールはこんな感じ。ウェーイ!!
受信したメールのソースを見るとMauticからSendGrid経由でメールが送られていることを確認できます。
トラッキング結果
Mauticの管理画面上では確実にトラッキング含めた結果を確認できます。
※今回のテストメール内にURLを設置していないのでトラッキング履歴は残っていません。
SendGridの画面も見てみましょう。SendGrid側でもメールが送信されたこと、送られたメールが開封されたことを確認できます。(Activity画面で確認できます。)
これでMautic×SendGrid連携が完了しました。
参考
今回のブログを書く上でこちらのブログ、記事を参考にさせていただきました。
- SHIFTER気になるなー
- 公式
まとめ
SendGridを使うことで安定したメール配信ができ、メール配信の点で他チームとの連携もしていけそうです。ちなみに、Mautic CloudのFreeプランではSendGridとの連携(というかメール送信に利用するサービスの指定)ができませんでした。個別で依頼すればできるのかな。 次回以降、SendGridのマーケティングキャンペーン機能ともうまく連携できないか見ていきたいと思います。
Mautic on bitnamiで資料ダウンロードフォームを作ってみた
こんにちは。 忘年会シーズンで飲み続けているぎょり(@Nagafuchik)です。ぜひ東京駅、渋谷駅周辺の良い立ち飲み屋を教えてください。
この記事はサーバーワークス Advent Calendar 2016、18日目の記事です。
今流行の!Mauticを立ち上げてみたいと思いつつ、手を付けないまま時が過ぎすぎていたのでこの機会にやります。やってみた結果わからんことだらけだったのでぜひコメントをお待ちしています。
Mautic
言わずと知れた、無料で使えるMarketing Automationサービスです。MAのオープンソースソフトウェアはMauticだけだとかなんとか。
Mauticを使うには、サーバーを用意してMauticをインストールするだけ!でとても簡単です。AWSであればAMIも提供されていますし、Amazon EC2や最近出たAmazon Lightsailにインストールする、など様々な方法があります。サーバーを立ててインストールすることが難しい方には、Mauticがホスティング環境含めて「Mautic Cloud」というサービスを提供していますのでこちらがオススメです。制限はありますが、Freeプランもあるのでテストや小規模ユースにはこちらで十分かと思います。
bitnamiチャレンジ
Maucit環境を構築する様座な方法がある中、私は今回、まだ触ったことのないけど気になっていたbitnamiを使ってみたいとおもい、bitnami+EC2で構築しました。
bitnamiはさまざまなソフトウェアをすぐに立ち上げることができるサービスです。特にWordPressやDrupalのようなCMSで使われていることが多いようです。ミドルウェアよくわかんな〜い、みたいなときに重宝します。サーバーサイドは今回私が試したAWSも使えますし、Google Cloud PlatformやAzureを使って作ることも可能です。使い方は自身が持っているアカウントと紐付ければ良いだけ。簡単です。 bitnami.com
では、細かい設定方法を記します。
bitnamiでmautic環境の構築
bitnamiのアカウントを作成し、 "mautic" と検索すると以下のページに進めます。 bitnami.com
「LAUNCH IN THE CLOUD」を選択すると、bitnamiで利用できるクラウドプラットフォームの選択画面が表示されます。ここで「Amazon Web Services」のアイコンをクリックします。
あら、びっくり。AWSのマネコンよりもずいぶんとわかりやすい画面が表示されます。使うAWSアカウントを選んだり、名前をつけたり、ディスク容量を選んだり、Regionを選んだりします。
さぁ、ココで気づいてしまいました。。。
何と...Instance Typeがm3.medium以上からしか選べない!!!t系がいない!!!
これは痛い..いたいけどもうココまできたら引き下がれなかったのでこのまま作っちゃいました。まぁ、テスト中であればstopすりゃええし。大丈夫大丈夫と言い聞かせてm3.mediumで構築しました。(※bitnamiのdocumentにそのあたりはちゃんと記載してあります。)
ポチポチしていって1分ぐらい待つとMautic環境が出来上がります!!簡単!!
画面上の「GO TO APPLICATION」をクリックすれば、自分のMautic環境にアクセス出来ます。bitnamiから自動的に払い出される「CREDENTIALS」の情報を入力してMautic環境にログイン。 ログインできたらまずは設定。自身のユーザー名や言語を変更します。様々な言語に対応していてMauticのすごさを感じます。
Mauticには様々な機能があります(※詳しくはココ)が、とりあえず他との連携がなくても使える機能を試してみよう、ということで「フォームに必要情報を入力」させて資料をダウンロードするページを作ってみました。
フォーム生成と資料ダウンロードページの作成
ダウンロードアセットの設定
まず、ダウンロードさせる資料(アセット)を設定します。
コンポーネント > アセットをクリックし、右上の「+新規」ボタンからアセットを登録します。今回は自身の登壇資料をダウンロードさせることにして、PDFファイルをアップロードしてみました。
おや・・容量がでかすぎてアップロードできません。
これはエラーメッセージの通り、設定 > アセット設定 > 最大サイズ で変更可能です。(まぁでかいファイルをどんどんアップロードされちゃたまったもんじゃない)また、資料の形式も指定することができるのは便利です。
ファイルはMauticのローカル環境でも、外部ストレージ環境でも設定できるようです。今回はローカルに保存しました。(今度boxで試してみます。)
どのあたりで活用していけるかまだわかっていませんが、管理用にいるだろう、と思いカテゴリも設定しておきました。
これだけでアセットの設定は完了です。
フォームの作成
次に、資料ダウンロードのための情報を入力してもらうためのフォームを作成します。
コンポーネント > フォーム > +新規 と進むと以下のような画面が表示されます。おそらくフォームを生成する際にはキャンペーンと連携することがケースとしては多いでしょう。スタンドアローンを使うポイントについてdocumentにも書いてありましたが私は使うタイミングが思いつきませんでした。。。おしえてえらいひと!
ということでキャンペーンフォームを作成します。
まずはフォームの基本を設定します。フォームの名称や、フォームに情報を入力した後のアクションを選択することができます。例えばThank youメッセージを表示させたいときには「メッセージを表示」を、自社の統一したThank youページや、ダウンロードアセットではない特定LPページに誘導したいときには「リダイレクトURL」を設定します。ここで自分のテストではわからなかったことがあります。このブログの後に続くのですが、ダウンロードアセットを指定したときにリダイレクトURLは有効になりませんでした。どうやったらダウンロードアセット > 特定URL等が指定できるのか、知りたいです。ご存知の方、教えてください。
※FacebookのMauticグループで質問したところapacheの設定を変更すると良いと教えていただき、Mautic on bitnamiでは以下にhttpd.confがありました。Headerあたりを修正してみたもののうまく行かず。まだ悩んでいます(12/24追記しました)
/opt/bitnami/apache2/conf/httpd.conf
次にフォームに入力してもらう項目、フィールドを生成します。フォームに入れてもらいたい情報をどんどんフィールドに追加していきます。
フォーム画面で表示させる項目名をテキストラベルに設定します。
その項目がどの値に紐づくか、をコンタクトフィールドで設定します。ちなみにテキストラベルとマッチさせるフィールドの項目名に類似のものを記載すると自動的にマッチフィールドを設定してくれます。日本語と英語だと難しいけど、フォームの項目自体を英語にしてしまうと余計な手間が省けて便利です。
次に、フォーム入力後に資料ダウンロードさせるアクションを設定します。フォーム生成画面の送信アクション > アセットダウンロード を選択します。
そんなこんなで出来上がると、自動的にフォーム用のhtmlを生成してくれます。
デザイン力のない私はほぼそのままhtmlをS3にぶち込み、できたフォームがこちら。
https://s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/gyori/dev-mautic.html
ダウンロードできるファイルは大したものではありませんが、Mauticでキャッチできる機能確認のためにぜひぜひ嘘情報で良いのでフォーム送信テストのご協力をよろしくお願いします!! ※このフォームに入力いただいた情報を企業で流用することはありませぬ!!その証拠にこのMautic環境は12月末で削除します。
感想
いやーMA触りたいと思いつつ価格面と企業じゃないとなぁというのがMauticで解決できそうです。自身でも触って試して見れる。次は連携するところを試してみたいと思います。MAおもろい。もっと公開したいけど個人ブログだと公開しきれないのが難しいww
サーバーワークス Advent Calendar
明日はいよいよ @koba_taka の出番です。AlertLogicとかクソアツな話をめちゃくちゃおもしろく語ってくれることでしょう。期待しかありません。
ではでは。
コミュニティイベントで託児所を用意したはなし
こんにちは。 来年の目標を立てようと意気込んでいるぎょりです。
この記事は、Geek Women JapanのAdvent Calendar 2016 12日目のものです。
今年11月3日に開催されたGeek Women Japan 2016で少しだけスタッフとしてお手伝いしました。手伝ったのはプロサービスを利用した託児所の手配と会場WiFiの手配。 私自身、今回のイベントで初めてプロサービスを利用した託児所を用意する手配を行ったので、「イベントで託児所を用意したい」という方に少しでも役に立てたらと思い、記録します。
経緯
イベントのターゲット層が「女性技術者」ということもあり、子育て中の方でも参加していただきたい、参加しやすい環境を用意したい、という考えから託児所を用意すると決まりました。 イベントにおける託児所は様々な形で用意することができます。もちろん無料でもアイディア次第で用意できます!その中で、Geek Women Japan 2016では、イベントの主催者のお2人の意向で、プロの託児所サービスを利用することになりました。
お願いしたプロのサービス
PyConコミュニティの方から教えていただき、アルファコーポレーションさんにお願いしました。
アルファコーポレーションさんのさまざまなサービスの中にイベント向けの1日だけ、とか数日間、の単位で出張託児所を行ってくださるプランがあります。 託児人数10名単位で契約可能で、最初に見積りをいただき、メールと電話とで調整しました。
イベント主催側で用意すること
- 託児所の利用の有償/無償の確定
- 託児所規模の確定
- 規模に応じたアルファコーポレーションさんへの見積り等依頼
- 参加者への告知
- 託児所の開始と終了時刻、事前の登録を必ず行うこと
- 託児所を用意するコミュニティ主催者の立場の明言
- アルファコーポレーションさんの搬入搬出経路の確認と確保
アルファコーポレーションさんが用意してくださること
- 参加者登録用WEBサイト及び契約書、申込書の用意
- 当日の会場設営
- 当日必要な機材等の用意及びその搬入搬出
当日
アルファコーポレーションさんが何から何までやってくださって主催側ではほとんど何もしませんでした。やったことといえば搬入搬出経路と会場への案内ぐらい。イベントのスポンサーさんからぬいぐるみの提供があったのはありがたかったです。ぬいぐるみをきっかけに当日託児所があることを知っていただくこともできました。
当日「登録していなかったけれど預けたい」というご希望をいただきました。アルファコーポレーションさんにお願いしていた最大登録数の内でおさまったため対応することができました。これは事前の告知が足りなかったことが原因ですので、イベントを主催する方は早め早めに告知しておくことをおすすめします。
これらでかかった金額は10万円ぐらいです。 特に問題も起きず、無事に終わりました。よかったよかった。
まとめ
この用意をしていく中でイベントを主催したことのある様々な方とお話する機会がありました。イベントで託児所を用意する際には
- 外部サービスを利用する
- イベント主催側で託児用の場所だけ提供する
- 家族が参加できる環境を整えてお世話はその家族が行う
- 会場に子供を連れたまま入れる環境を整える
など様々な方法があることを改めて知ることができました。
イベントで託児所を用意すると、参加できる方の幅が拡がるので非常に良いと思います。託児所を用意する場合のイベント主催側の立場は明確にする必要があります。有償無償にするのも主催側の立場次第。個人的には有償であっても利用したい方が選択すれば良いと思いますが如何せん自分は子供がいないのでわかりません。ぜひそのような経験のある方に読んでいただき、フィードバック、コメントをいただけたらうれしいです。それによってまたイベントが参加者にとっても運営側にとっても良い形になれば良いです。
まぁ主催側としては、はやめはやめの行動をっ(自省を込めてw
Community Marketing Community #CMC_Meetup に参加してきました
こんにちは。やっとメタモンを3匹ゲットしたぎょりです。
- コラッタから ×2匹
- ポッポから ×1匹
メタモンかわいい。
さて、先日11月24日(木)に元アマゾン ウェブ サービス ジャパン マーケターの小島さん主催のCMC_Meetupに参加させていただきました。CMC_Meetupとは、コミュニティの立ち上げや継続させるコツをテーマにしたコミュニティ「Community Marketing Community #CMC_Meetup」のことで、小島さんがFacebookで案内されているのを見て、FacebookのコメントとDMで攻めるという図々しさを発揮して参加させていただきました。
会場をご提供いただいたTHE BRIDGE Xさん、ありがとうございました!!
コミュニティを運営したり、運営をフォローしたりした実績をお持ちの3名の方の登壇と6名の方のLTを聞けて盛りだくさんの会でした。現時点で公開されている資料(承諾いただいたもの)と、感じたことを書き記しておきます。
ちなみに事前予習はここらへんを読んでおくこと!すでに読んだことはありましたが、参加前に再度読んでから参加しました。
熱のある口コミを増やすコツを教えてください!/口コミマーケティングの長老・徳力基彦さんに聞いてきた | Webのコト、教えてホシイの! | Web担当者Forum
商品はファンには売るな!? AWSマーケティング担当者が語った、最強のコミュニティ運営術 - ログミー
小島さん
Sell Through the Community
コミュニティで大切なのは
- オフラインファースト
- アウトプットファースト
- コンテキストファースト
コミュニティの「種」となる人を見つけることが大事だと改めて認識できました。そういう方がいるかどうか、いなければ自分で見つけられるかどうかが非常に重要。個人的には技術力や伝える力、何よりも人柄が重要だよなぁと思っています。
質疑応答で「いわゆる企業としての「パートナー」ばかりがいない場合、直接売らないと伝わらない。こんなときにはどうやって "Sell Through the Community" を実現するのか」という質問がありました。それに対する回答は「コミュニティのコアは必ずしもパートナー企業ではない。すでに使っているユーザーがコミュニティに集まった方に拡げてくれる、そのちょっとしたサポートをするだけ」という回答が印象的でした。確かにいつの間にか、そしてなぜかコミュニティを拡げるために企業が絡んでいる必要があるとどこかで思ってしまっていたことに気づきました。初心忘るべからず(๑><๑)w
このことは後のなっちゃんさんの発表で更に自分の中で整理できました。
サイボウズ 伊佐さん
サイボウズでは、サイボウズが気がついたときにはすでに「kintone Café」というコミュニティが活動をしていて、更に「理念」まで言語化されていたとのこと。どうしてもコミュニティが拡大すると自身の利益に重きを置く方が出てくるが、それを事前に制御することができる。小島さんも冒頭におっしゃっていたとおり、コミュニティの明文化、言語化ができているというのは重要なんだと感じました。これを作られたという北海道の斎藤さん(kintoneエバンジェリスト)すごい。
※今はFacebookのページメインで開催しているとのこと。kinton Caféを自分でも運営してみたい、といったときにはこのページで話しかければ良いみたいです! https://www.facebook.com/groups/kintonecafeleaders/
コミュニティが拡大する中でサイボウズがサイボウズ社内で以下のことを行ったとのこと。
社内認識を合わせること
- 決して金銭的な援助はしない : 目的がそれになると困る
- もしサイボウズの社員が参加する場合には必ず何らかの協力(特に登壇)を行い、ただの参加者としての参加はしないこと
サイボウズとしての立場をコミュニティのコアメンバー(特に運営などを行っている方々)に正しく伝えること
- 上記内容をコミュニティの参加者に伝え続けること
サイボウズさん主催イベントにコミュニティのコアメンバーを呼んだり登壇をしてもらったりしているので、サイボウズさんの中で、コミュニティとサイボウズさん主催イベントとの境界をどう考えているのか、決まりはあるのかということと、サイボウズ社内でのコミュニティ担当者がいらっしゃるのか、ということが気になりました。(質問時間足りず、無念!w) => 回答をいただきましたので追記(11/28) ※詳細は今度直接伺ってみます! - 社内ではコミュニティの窓口として、私ともう1名が担当。 - 全国のkintone Café 開催支援の人的サポート要員としてはその2名に加えて、他2名がメインで動きつつ、他にも行けるメンバーでサポートしています。 - 伊佐さん以外のメンバーはcybozu developer network という技術コンテンツを集約したサイト運営を主としているチームメンバーで担当しています
PFU 佐藤さん(なっちゃん)
Omoidori(おもいどり) - iPhoneアルバムスキャナ の企画からマーケティングまで全部やっているらしいなっちゃんさん。すごくパワフルで、かつ1990~2000年代を良い感じにディスってて爽快なプレゼンテーションでしたw
コミュニティづくり、をやってきたわけではないけれど、それにつながる「ファンづくり」を続けてきたとのことでそのノウハウを聞くことが出来ました。「ファン」とはそのプロダクト、サービスへの ♡愛♡があること。そんなファンを作るため、ファンと交流するためには何よりも自分が愛を持っていないといけないし、その愛を直接お客さんに伝える必要がある、ということを再認識。
なっちゃんさんはomoidoriのムービーに家族で出演したり、omoidoriを店舗に置いていただくために自分の足で店舗担当者の方に会いに行ってサービスを説明して、取り扱い店舗を0から300まで増やしたとのことで、その活動力も愛があるからできるんだろうなぁと感じました。
愛大事だなーほんと大事だー
(※12月1日追加掲載しました)
LTer
登壇いただいた方の中で資料を公開されている方を記載します。
3M 田中さん
渡部さん
日本オラクル 中嶋さん
関心空間 宮田さん
※もっと長く聞きたかったです・・・!!!
Drupalコミュニティ 太田垣さん
まとめ
Community Marketing Communityは、このコミュニティ自体を立ち上げながら、参加者がそれをまた自分のコミュニティづくりに活かすことができるようにする体験型コミュニティとのことでした。 「懇親会参加までが勉強会!」というモットーを忘れて懇親会参加できず申し訳なかったです。 ぜひ次回も参加したいしもう一回このぐらいの規模で開催いただけたら嬉しいなと思っています。
今回参加して感じたのはざっくりと。
- Tweet少ないw(きっと普段エンジニアコミュニティに参加してきたからそのギャップw
- 参加している方でコミュニティに「参加したこと」のある方がどのくらいいるのか気になった
- 自分の所属する企業や業務に関係する/しないは関係なく
- イベントマーケティングの話とかもしたいと思った
次回参加の際には参加者全員自己紹介もしてみたいなとfreeeのマーケターの方と盛り上がりました。ぜひぜひお願いします。
まずは、自分も愛を探しに行こう。
おまけ
写真は中井さん(@nakansuke)撮影のものからいただきました。
tweetは少なめでしたが勝手にまとめましたので気になる方はこちらもどうぞ。
※11月29日に公開資料を追加しました。
JAWS-UG TOHOKU 「今」からはじめるAWS で登壇してきました
こんばんは。
レポートが遅くなりました。11/12(土)に開催されたJAWS-UG TOHOKU 「今」からはじめるAWS でAWSのきほんについて登壇発表してきました。 jaws-tohoku.doorkeeper.jp
山形大学で開催されたこともあり、山形大学の先生方や生徒さんも参加されました。普段学校関連の方とお話する機会がないので懇親会含めて勉強になる機会をいただけました。山形初の「熱中小学校」から関係が広がっているところがうらやましーと思いました。
登壇は3つ、LT1つでした。
サーバーワークス 大石さんから
AWSの基本のお話をされました。いつもの「切腹」が炸裂し、会場は笑いに包まれてました。山形の方々は優しい...!
ランサーズ 金澤さんから
ランサーズさんのAWSの使い方のお話でした。 サーバーレスとかいろいろ流行って入るけどやっぱり一番良く使われているEC2の使い方、特にEC2のインスタンスの効率の良い選び方のお話が非常に面白かったです。金澤さんの資料は公開されていますので、特にいまEC2を使っている方は見てみると良いと思います。 (このブログへの掲載承諾をいただいています)
ぎょり
「AWSのきほん」と題して、最初に抑えておくポイントと料金の仕組み、始めの一歩は何をするか、という内容で話しました。ぜひ資料も見てください。
山形大学の斉藤さんから
SORACOMを使った炊飯器IoTのお話を聞きました。 次はJAWS DAYSで発表!?すごく楽しみです!てか資料公開されないかなー
最後に じゃんけん大会をして、自著の「AWS実践入門」を1冊プレゼントしました!なんと斉藤さんに当たったので大学で広がってくれたらいいな。
まとめ
11日、12日と連続で山形で登壇の機会をいただけてありがとうございました。誘ってくださった赤塚さんに感謝感謝です。 ちょうどお会いした朝日町の方にりんごもいただきました!めっちゃくちゃ甘い!うますぎる!ワインもあるみたいだし、ふるさと納税でもゲットできるということです。次は車で朝日町まで行ってみたい。
re:Work meetup Yamagata 2016 で登壇してきました
ブログ公開久しぶりすぎてごめんなさい。だれとなく。
3年ぶりに山形で開催のイベントで登壇してきました。 jaws-tohoku.doorkeeper.jp
ちなみに、3年前に登壇したときの資料はココで公開しています。AWSの擬人化なつかしいw
「re:Work meetup Yamagata 2016」に参加
テーマはタイトルの通り、リモートワーク。
ランサーズさんのエンジニア 金澤さん、anori 高橋さん、ベーシック 渡辺さんのご登壇がありました。 ランサーズさんのようなサービスが登場したおかげでちょっとした時間やスキルを活かせるようになってるんだなぁとつくづく。
皆さんUターンだったり、Iターンだったのが非常に興味深かったです。
登壇しました
こんな資料で公開しています。資料だけだとわからないと思いますがぜひご覧ください。
パネル
フリーディスカッションが面白かった。 「なぜ本社が東京にある企業はテレワークを推進しているのか」という質問をいただきました。人材確保に尽きるんじゃないかな。人を採用する、教育するってすごくコストがかかりますし、なかなか文化が合ってスキルの高い人材をとるのって難しいですし。 場所が変わっても働き続けてくれるのであればそれを思いっきり支援するに値するんじゃないかなと私は思ってます。
まとめ
細かいことはアスキ◯さんできっと公開されると思います。 普段東京にいると気づけないことに気づけましたし、やっぱり芋煮はおいしいなって。ちなみに家庭で芋煮をするとコスパ悪いから大人数でやるほうが良いという小ネタも手に入れました。
また山形おじゃましたい。
エフスタ北海道に参加してきた
今年はあと2回は大きめの旅行に行きたいなと思っているぎょりです。
ブログネタが溜まってしまっていますが、6/25(土)に北海道で開催された「エフスタ北海道」に参加してきたので記録します。
はじめに. エフスタ リーダーの大久保さん
エフスタとは
福島のITスキルアップコミュニティ
福島から始まって、ITで世の中をハッピーにしていこう、つながっていこう!という思いがとても印象に残りました。
Session1. B-st. の田名辺さん
エンジニアとして生きていくのに大切なこと 学ぶ, 仲間, 失敗(転ぶ), バランス, 行動(飛ぶ)
スライドも公開されています。ぜひご覧ください。
スキル(技)を身につける
- 人の3倍勉強せよ(楽しくないならやめよ)
- 全部やれ(企画〜プログラミング〜運用まで)
よく観察せよ(自分の知見は狭いことを知れ)エンジニアだったらソースコードを読め
ggるだけじゃなく、勉強会やカンファレンスに積極的に参加して、集まりの「雰囲気」を肌で感じると良い
- 発表する ** 発表すると自分の考えがまとまる
失敗すること
- 若い内に転んでおけ(20〜30代半ばまで) 大人のケガはなかなか直らない ころんだとしても受け身が上手になる
転ぶ時の条件:失敗させてくれる環境にいること
バランス
- 視覚と聴覚しか普段って使っていないから、「五感」といわれる内の2つしか使っていない。もっと感覚を使おう!
- アウェイ(自分が知らない世界)に身を置いてみる ** ずっと同じところにいるとそこが世界の中心のような錯覚になる、それは非常にあぶない
そんなときの解決方法「いろんな人に会う」
人生は有限
ふと、残りの人生が長くないことに気がついた
動かないと何も始まらないし、自分の人生だから自分が動くしか無い 自分探しの旅なんて一生続くから改めて行く必要はない、けどとにかく動くのが大事!
「ポジティブシンキング」大事!! 「飛ぶ」の大事!
次のチャレンジも公開されていました。とても楽しみです。
code.rock: 農業情報設計社のCTOとしてジョインします
Session.2 「ハッカソンで火をつける」 北原さん
コミュニティ運営って難しいな、と思っているところ、エフスタが48回目ということですごいなと思って参加されたとのこと。
ハッカソンってなんぞ?
HACKATHON = HACK × MARATHON
走りながらアイディアを固め、走りながらその試作を進めていくのがハッカソン
2015年に林業×ITのアイディアソンを実施。森のなかだと電波がない、というのが一番の課題。それを解決するアイディアが生まれた。 国内産 < 海外産 となっている理由は国内産のものはまとまった量で仕入れることができないため、まとまって仕入れることが可能な海外産の方が割合が大きくなっているのが現状。
木にNFCタグをつけてスマホで写真撮影 -> Azure上で管理。圏外であっても隣接にいるとアラートが鳴る仕組み、などを作って林業における課題を解決!!
Hokkaido Primary sector of industry Hackathon 2016
北海道第一次産業ハッカソン(HPH 2016) | Doorkeeper
森HACK DAYのまとめサイトがあるとのこと、動画を見るとよりわかっておもしろい。 https://togetter.com/li/949353
IoTって何となく言葉だけが先行してるイメージを持ちがちですが、ITで変わることをリアルに感じることができました。
Session.3 金春さん(ぱるる)
「kintone」エバンジェリスト、jawsug2015年度の全国代表、ぱるる、として絶賛活動中。 北海道の斉藤さんから始まったkintone Cafe、kintoneはチーム・コラボレーションを軸にしているコミュニティであることを伺いました。kintone Cafeはもう全国に広がっているみたいでそのコミュニティの熱さと、サイボウズ社のコミュニティへのサポートの厚さを知ることができました。 資料はこちらです。 speakerdeck.com
LTs
LTの資料は見つけられなかった+公開して良いのかちょっとわからないので簡単に。
IchigoJamのお話を伺って、
気になったのですぐにAmazonでポチッとしました。w
また、大学生の発表が非常に印象的でした。すごいなー、、、アクティブに動いていかねば、とめちゃくちゃ刺激をいただきました。
私も発表をしてきました。「絵文字コミュニケーションについて」内容がいろいろ隠さないといけないところが多いため、公開は控えていますが、「絵文字コミュニケーションってすごいよ」が伝わっていれば嬉しいな。
札幌ごはん
いやー、うまいよ札幌うまい。まじうまい。最高!
※写真は中井氏よりお借りしました。
最後に
北海道のコミュニティを支援しているLOCALさんがまとめている「北海道コミュニティマップ」が非常に参考になりました。 マップがあるとどこに参加しようか、とか、どんなコミュニティがあるのか、とかわかりやすいです。
東京だとコミュニティや勉強会があふれていてまとめづらそうですが(笑)、参考にしていけたらいいな、と思います。
また北海道に行くぜ!